【初TQ33設置】和歌山から山梨へ移動して2現場連続工事

先日レポートした和歌山での工事の後に、そのままの流れで山梨で工事だった。
一度店に帰って準備を整えてから、次の現場へ向かうというのが通常の仕事の流れだけど、台風の影響で工事が延期になってしまって、スケジュール的にかなりタイトで、そうしている余裕がなかった。
さすがに2現場分の資材は軽トラに積めないので、どちらの現場にも現場直送で資材を送っておいて、現場で受け取る段取りを組んでいた。そして、自分は工具だけを車に積んで、現場で出たゴミを回収していく感じだ。
自分の手持ちの工具は、最初の現場が終わった後には、撤収の速さを優先なので、きちんと整理できてないまま、次の現場に向かうことになるので、必要なものがすぐに出てこなかったり、ゴミの山の中に埋もれていたりして、1現場だけ向かうよりも、かなり効率が悪くなるが、仕方ない。
今回は、台風の影響があったりして、どちらの現場も雨が絡んで、綱渡り的な感じだったけど、大きな支障もなく、何とかこなすことができて、ラッキーだった。
和歌山の現場はHearth and Homeの重松さんからの紹介案件、そして山梨の現場は「私の父の大学の後輩が別荘を建てるので、そこに薪ストーブを入れたい」という紹介案件だった。どちらも、直接の施主さんからの依頼ではないけど、こういう話が来ることは、ありがたい。
和歌山から一気に山梨まで移動するのは距離的にも厳しいので、中間地点の京都で一泊して、翌日山梨に入った。
当初の予定では山梨に到着した午後には、仕事をしないで、疲労回復のために、ゆっくりしようと考えていた。しかし、翌日の工事予定日の天気予報があまり芳しくないこと、薪ストーブの搬入時刻が運送業者の都合で、朝イチの8時の予定になったことで、到着した工事前日の午後(休息日)にも、ある程度屋外側の煙突工事を先にしておいた方が良さそうな状況になった。そこで、暗くなるまで、やれることを進めておいた。その日は作業優先なので、写真を撮る余裕は全くなかった。300キロ移動してきた直後の、工事はけっこうハードだったが、頑張った。
普通であれば、フラッシングを取りつける前に、煙突を野地板の上から固定するのだけど、この現場は工務店が屋根を施工する時に、煙突をつけないでフラッシングだけ取り付けてしまっていた。「薪ストーブ設置工事は複数やって慣れている」って言っていた工務店だから、まさかそんなことはないと思っていたのだけど、そういうところほどびっくりするような段取りで進めてくれる。済んでしまったことは仕方ないし、与えられた状況の中でやるしかない。室内側から小屋裏で煙突の貫通部分の狭い開口に手を突っ込んで、垂木を補強して煙突固定金具を取り付けて、下から上方向に煙突を固定するというアクロバティックな施工をするハメになって、とても苦労したが、なんとか屋外側の屋根の上の煙突の立ち上げを完了できた。
その甲斐もあって、翌日の当初の薪ストーブ設置工事の予定日に室内側の作業に集中することができた。写真アルバムはこちらだ。

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ネスターマーチンの薪ストーブはこれまで複数設置してきたので、炉内の基本構造は共通しているので、それほど違和感なく設置できるけど、今回のTQ33に関しては、脚の部分と本体が分離式で、現場で組み立てる必要があって、他のSシリーズ、Hシリーズ、Cシリーズなどの機種より、かなり手間と時間がかかる。その分、面白みも、やりがいもあって楽しい。
今回の山梨の現場は、土間に薪ストーブを設置する案件で、土間側からでも、リビングのどの場所でも炎を堪能できるように、煙突芯を中心に自由に回転することができるネスターマーチンのTQ33というモデルを選択した。機種も私の自由に提案させてもらえたので、この現場にふさわしい考えられるベストのプランを提案した。

ちなみにTQ33は背の高い薪ストーブなので、地震による転倒防止のために、かわはら式耐震煙突固定法も採用している。

かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…

施主さんの来荘のタイミングで、火入れ説明に行くのが楽しみだ。

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