ホンマの薪ストーブの場合は入荷後、そのままの状態で、すぐに工事できない

低予算の案件の場合には、欧米製の薪ストーブではなく、中国製のホンマの薪ストーブを使うこともある。品質は値段なりで、それなりだけど、煙突さえしっかり工事しておけば、本体は壊れたりステップアップしたくなったら、あとから入れ替えるのは容易なので、合理的な選択だと思う。
欧米の薪ストーブの場合には入荷した時点で、既に完成形で、そのままお客様宅で使える状態が多いけど、ホンマの薪ストーブの場合には、事前に組み立てる必要がある。輸送スペースの削減のために脚が取り外された状態でパレットに載っている。なお、脚を組み立てる前に、そのパレットから降ろして、本体を床面に本体を直置きすることはできない。本体の底面に空気調整レバーがあって出っ張っているので、地面に直置きすると破損してしまうのだ。
現場で組み立てるにしても、脚のない状態では床面に置けないし、二人で作業するにしても、作業スペースが確保できるかという問題もあるし、そもそも脚のない状態で運ぶのも困難だ。そのため、現場へ行く前に時間を取って、組み立て作業を行うのが無難だ。荷受けだけでなく、このような組み立て作業の時間も工事前に確保しておかないと、現場でハマってしまう。
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パレットの凹部で空気調整レバーを逃がしているので、リフトで薪ストーブ本体の底面を持ち上げて脚を取り付ける
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リフトがあるから一人でも、サクサクと作業できるけど、ないと難儀するだろう
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本体に同梱されている脚のパーツ
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このボルトを取り外して、脚を取り付ける
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脚を取り付けた、この状態にして、初めて床面(地面)に置けるようになる
普通の人はフォークリフトを持っていないので、二人で作業すれば脚の取り付けは何とかなるだろう。一人が薪ストーブ本体を傾けて支えている間に、もう一人が脚を取り付ける作戦だ。一人でやる場合には、広い作業スペース、台、養生を確保して薪ストーブを横倒しにすれば何とかなるだろう。いずれにしても、それなりの手間と時間がかかる。

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