薪ストーブの炉内調理のコツは、その素材に対して最適な熱量の熾火まで待つことだ。熱量と加熱時間次第で、食材が最高の美味しい状態になるか、残念な状態になるかが決まってくる。薪ストーブの炉内で調理すれば、何が何でも美味しくなるわけではなく、適切な加熱を行えればという条件がつく。経験でだんだん解ってくると思うが、以下のような感じだ。
肉→熾火からは炎が出ないくらいの中くらい
魚→弱めの熾火
パン→灰がかなり多めだけど熾火もそれなりにある弱い状態
芋→灰の中に熾火が埋もれているくらいの極めて弱い状態
今回はステーキ肉をゲットしてきたので、肉を焼くのにちょうど良い炉内状況まで待った。その間に、肉は冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
スキレットは直接熾火の上に置くと高温になり過ぎるので、必ず以下のような五徳で浮かせる形で使用する。上の写真では判りにくいけど、小さ目の五徳で浮かせている。
このように、薪ストーブを暖房器具としてだけでなく、調理器具としても使うと、冬の楽しみが倍増する。特にお客さんが来た時とかは盛り上げる。本番で失敗しないように、普段から色々練習しておくと良いと思う。
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コメント
具体的な 火加減 とても良かったです ありがとうございました
鈴木正典さま;
参考になれば幸いです。おいしい料理に挑戦してみて下さい。