埼玉在住の既存のお客様からの紹介で「山梨の友達が新築住宅に薪ストーブを入れたいからよろしく」というお話をいただいたものだ。もう何年も前の話で、しばらく音沙汰がなかったので、立ち消えになったかのかと思っていたら、最近工務店から連絡が入った。接道の関係で、色々調整するのに時間がかかっていたということだった。
「野地板施工が終わったので、とりあえず現場で打ち合わせしたい」ということだったので、行ってきた。今回は千葉からの訪問なので、約束の10時到着のためには、通勤時間帯の首都高速に突入してしまう。そうなると、全く到着時刻が読めなくなり、遅刻することになるのは容易に想像できる。
そのため、首都高の渋滞前に通過してしまって、大幅に早く到着して、現場近くで待機した方が無難だ。現場の場所を確認してから最寄りのコンビニで朝食を摂って待つ動きにした。たまたま、そのコンビニがローソンだったので、ローソン限定のビールもついでに買って、帰宅してから飲んだ。
現場では、監督さんと大工さん、板金屋さんの3人が待っていてくれて、暖かい雰囲気で打ち合わせが進行した。だいたい、この打合せの雰囲気で現場の状況が推測できる。施主さんのためにベストプランを一緒に作り上げていこうというところと、面倒くさい仕事が増えるので嫌々というところの大きく二つに分けられる。
人の話を聞いてなくてやる気のない体質の工務店の場合、現場を1週間ごとに訪問して進捗状況をチェックして、チムニー施工の時に、その場で指示を出す位のチェックをしないと、きちんとこちらの意図通りに施工してもらえないと思うが、それは現実的ではない。
今回の現場は、そういう心配もなく、きちんと打ち合わせできて、事前に渡した図面をプリントアウトしてきてくれて、それに補足のメモも取ってくれていたので、安心して煙突工事を迎えることができると思う。
最初の建築図面に記載されていた薪ストーブの設置位置だと、煙突をエルボで曲げてオフセットさせないと納まらない状況だった。建物の構造との絡みで、煙突を曲げないで納まる場所に変更してもらった。このように建物の構造が見えている段階で打ち合わせできると、ベストプランに近づけることができる。図面だけだと、読み取れない部分があるので、変更可能な時点で打ち合わせができて良かった。
今回の現場は室内が吹き抜けなので、室内足場のあるうちに煙突工事をやらせてもらうようにお願いしてきた。
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