薪ストーブの上部と下部の両方で固定しての地震対策

北軽井沢での工事を終えたら、横須賀に移動して、薪ストーブ設置工事の仕上げに向かった。建物の引き渡し日で、入居前にギリギリ滑り込みセーフで工事を完了することができた。

まずは煙突を仮組み接続して、薪ストーブの位置を確認する。前回の煙突工事の際に下げ降りで位置を決めたので、寸分の狂いもなく位置を動かす必要はなかったけど、実際に接続するまでは油断できない。薪ストーブの位置と、煙突の位置が確定したら、差し金を使って炉壁上部に貼り付けたマスキングテープに煙突の左右両端の位置を投射して印をつける。左右の位置を書いた中心が煙突芯の位置となる。

この墨出しができたら、煙突を一度取り外す。煙突がついている状態だと固定金具を取り付けることができないからだ。

固定金具を取り付けたら、再び煙突を接続してバンドで固定する。手間はかかるけど、かわはら式耐震固定法での煙突工事は、地震の際の安心感が全然違う。

壁面の煙突芯の位置に固定金具を取り付ける

炉壁のすぐ上で、煙突を固定

スライド煙突を、この固定の上部に配置するのがポイントの【かわはら式耐震煙突固定法】だ。口元から立ち上がった二重断熱煙突を固定金具で建物に固定している。

かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…

ネスターマーティン専用耐震装置で、本体を炉台に固定

昨今の巨大地震を鑑みて、ネスターマーティンストーブS・Hシリーズには専用の耐震装置がオプションでございます。

続いて、仮止めしておいたネスターマーティン専用の耐震装置のボルトを増し締めする。薪ストーブを設置した際に、煙突の位置の関係で薪ストーブの位置を微調整する可能性があるかもしれないので、完全に締めずに仮止めしておいたのだ。

薪ストーブ本体に取り付けた箱に強力なショックアブソーバーが内蔵

違和感なくすっきりと仕上がっている

薪ストーブの上下でがっちりと固定しているにも関わらず、ゴツゴツとはしていない。新宮商行のSCS匠の、コネクター部分の出っ張りのない見た目との相乗効果で、見た目も美しい仕上がりになった。

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