「室内足場撤去するから3日以内に煙突工事してくれ」

話は前後するが、苫小牧での北海道滞在の最終日、フェリー乗船前にミール宇宙船を見学した。その敷地内に蒸気機関車の展示がある。駐車場に車を停めると、迫力ある蒸気機関車が目に入る。

蒸気機関車の展示

その駐車場で、車に乗る前に某工務店から電話がかかってきた。「室内足場を撤去するから吹き抜けの煙突工事を3日以内に(今週中に)やってくれ」という内容だった。北海道にいる状態で、帰ったら千葉での予定を入れているので「すぐに対応することは難しい。直近だと来週の火曜日ならば現場へ行けるので、それまで足場の撤去を待って欲しい」という趣旨で返事をした。室内は3階建てくらいの高さの吹き抜けなので、二連梯子をかけても天井付近には全く届かない状況で、室内足場がないと手も足も出ない状況なのだ。

1ヵ月位前に言ってくれれば、あらかじめ北海道へ来る時期や千葉での工事の予定を調整して足場撤去前に、その現場の煙突工事ができるような段取りを組むけど、突然電話をかけてきて「今すぐ工事してくれ」というのはかなり無理があると思うのだけど、その工務店にとっては下請けの設備屋は、声をかければすぐに言われるままに来るのが普通という感覚なのだろう。

結局、足場撤去は現場の工期の関係で一日も待てないそうだ。「足場がないと煙突工事できないですよ」と念を押しておいた。「あとになって考える」と言っていたけど、どうなることやらという感じだ。

出張中ではなく、なおかつ他の予定が入っていない状況であれば、そういう突発的な依頼にも対応できることもあるけど、普通は難しい。

このような事態を防止するために3ヵ月前から2週間ごとに「現場の状況はどうですか?」と繰り返し確認し続ける必要があるのだろうか?あまり早くから聞いても、「現場の状況次第で、もう少し先にならないと判らない」という回答しか得られないと思う。事前に判るのであれば、3ヵ月前の屋外側の煙突工事をした時点で「次はいつ頃に来てね」と言ってくれるはずだ。

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コメント

  1. うさぎ より:

    川原さんの様などこでも参上する全国展開型かエリアを頑なに決める地域密着型かは薪ストーブショップで違いといか特徴がある。発注先の工務店は大体が地域密着経営ですから発注先にやり繰りでは何かとムリを押し付ける仕切りに甘えや問題がありますね!

    • かわはら より:

      うさぎさま;

      やれることは対応しますが、無理しても仕方ないので、割り切りも必要だと思っています。