私がこれまでにやった中で、最高に難易度の高かった工事はこれだ。
煙突を壁から抜いて外壁を立ち上げる施工方法を安易に考えがちだけど、長期的に考えると合理的とは言えないケースもある。20-30年というスパンで考えると、サイディングの外壁を張り替える必要性も出てくる。その場合は、煙突工事をやり直しということになる。

煙突工事やり直し
今回の場合、まさにそれだった。煙突施工後にサイディング工事が入った。サイディングの施工会社が煙突や固定金具を取り外して、付け直したみたいだけど、上手く現状復帰できなくて、煙突工事のやり直しの依頼が入った。
まずは、どうなっているのかを確認する。

下部のエルボの回転可能なフリーなコネクター部分が外れていた

上部のエルボ部分はもっとヤバイ状態
中途半端な状態で修正はできないので、一度、エルボから上の煙突を全部一度取り外して、再び工事をやり直す。前回は二連梯子で施工したけど、今回は足場があったので、比較にならないくらい安全かつ快適に作業できた。

下部のエルボ部分の修正

上部のエルボ部分の修正
エルボでオフセットさせた煙突施工は、簡単なように見えても誰にでもできるものではない。それなりのコツとテクニックが要求される。
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