お父様が大工なので、ホームセンターで薪ストーブや煙突を買ってきて、つけてもらおうと最初は考えていたらしいけど、「餅は餅屋で、炎を扱う器具はプロに任せた方が良い」ということで、私に依頼が来た。
薪ストーブを設置する候補の場所が3か所位あったので、それぞれの一長一短を考えて、ベストと思われる場所を提案した。その場所に薪ストーブを設置した場合の煙突の位置や、工事の方法を考えた。
今回はなるべく低予算でということなので、炉台、炉壁はDIYで自分で作ってもらうことにした。構造や作り方を教えてきた。
赤い工具箱が置いてある位置が、薪ストーブの設置場所だ。この壁面の中心部分の内装壁面から350ミリのところを煙突芯に設定して、真っすぐ二重断熱煙突で立ち上げて、屋根を貫通させる。
FLから天井まで4900ある吹き抜けなので、室内足場があった方がベターだ。頑張れば二連梯子でもなんとかなるけど、作業は大変になる。
煙突については、低予算の案件なのでフラッシングで仕上げるしかない。
勾配がきついので、普通に屋根の上を歩くのは困難だ。ガレージの梁に仮設の柱を立てて支えて、ガレージの屋根の上にベニヤを置いて、屋根に二連梯子をかければ、煙突貫通位置までアクセスできるだろう。
だいたい打合せが終わったら、施主さんが自分で焙煎したコーヒーを淹れてくれた。奥様の手作りサンドイッチと手作りケーキをいただいた。
設置する薪ストーブ本体は、下のブログ村の画像にも写っている、店で眠っていた、下取り品のF400のホワイトエナメル(ホーロー)になる可能性が濃厚だ。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
ランキングに参加しています