吹き抜けがない住宅の場合は、薪ストーブの暖気がなかなか上の階に行きにくい。
今回の神奈川県の現場は、薪ストーブ設置階の上が、ご主人様の書斎で自宅で仕事をする時の事務所として使っているので、階下のリビングの薪ストーブの熱を積極的に上げて、温かい環境で仕事をしたいという希望に応えた。
このような場合に、煙突の貫通部分から積極的に暖気を上の階に上げられるようにと考えたのがオリジナルの「かわはら式スリット化粧板」だ。既製品ではないので、現場の貫通部分の寸法に合わせて、その都度、特注で制作している。
スリットの寸法にもノウハウが有って、指を突っ込んで抜けなくなることのないサイズとしている。また、化粧板の厚みについても、床用は厚みのある物で体重をかけて乗っても心配ないようにして、天井用については必要以上に重くしても意味がないので、薄目(標準の既製品の化粧板の厚み)で制作している。
床面で使う物なので、敢えてステンレス製のヘアライン仕上げにしていて、黒塗装を施していない。塗装品だと、踏んだり引っかけたりした時に傷ついたり、塗装が剥がれて見苦しくなる。経年劣化した時にも美しさを保つように考えている。また、日常使いでも、埃などが積もった時にも、黒よりも目立ちにくく、部屋の美観を保てるということも考えている。
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