薪ストーブを木造住宅に設置する場合は、内装壁面を熱から保護するために、基本的には不燃材を使って、既存内装壁面との空気層を確保するための、炉壁が必要になってくる。
どれだけの大きさの炉壁が必要なのかは、設置する薪ストーブによって、寸法も違うし、熱の放出量、放射面が全然違ってくるので一概には言えない。薪ストーブのメーカーが炉壁による保護範囲を指定しているので、それに従う。
炉壁の素材も、レンガ、タイル、石などの左官材料は蓄熱も兼ねるし、デザイン的にも良いが、コストがそれなりにかかる。
遮熱の機能性だけに特化した場合には、鉄板の自立式の「ついたて」という選択肢がある。鉄板に脚がついていて置くだけで済むので、工事不要なので安上がりだ。
煙突工事に引き続いて、薪ストーブ本体の搬入と煙突接続だ。
今回は平屋の高気密高断熱の住宅だったので、オランダ製の小型のソープストーン製...
コーナー設置の場合は、上の記事のように、ついたて式の平らな鉄板をL字に配置するのが基本だけど、R型の丸い形状の物もある。
平らな鉄板だと、少し硬い雰囲気になるけど、R型の丸い形状の物だと、柔らかく優しい雰囲気となる。室内のデザインに応じて、好みの方を選んで欲しい。
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