新築時に工務店経由での薪ストーブ、煙突工事をしたけど、「雪溶けの際に、煙突が折れてしまった」「薪ストーブの背面の内装壁面が熱くなって心配」「連絡しても対応してくれない」ということで相談を受けた福島県の案件。
積雪の多い猪苗代町なので、煙突をフラッシング仕様にすると折れるのは誰でも判りそうなものだけど、理解できない不思議な設計だ。煙突が折れたことを施工店に連絡すると、修正した上でワイヤーで雪止めに固定するという処置で、根本的な対策がなかったそうだ。そしてまた次のシーズンにワイヤーが切れたということで、室内側の熱対策への不安とともに、当店に相談がきた。
薪ストーブシーズンに入る前、積雪の前に何とか対策工事を終わらせることができた。

既存のフラッシングを撤去してチムニー作成中
チムニーの外壁と内壁の間はしっかり断熱材を充填して結露対策した。建物の断熱欠損が生まれないように、チムニー天端にも断熱材を入れている。このことで、煙突の表面温度を高く保って、よりドラフトを強くする効果も期待できる。実際にこの後、火入れ説明を行ったが、お客様もそれを実感されていた。

囲いフラッシングの取り付け前にセラミックスーパーウールを架台に充填

チムニーの上側には雪割りを作成
雪溶けして流れてきた氷や雪がチムニーの左右に流れるようにしている。建物と一体化させたチムニーが煙突を守っている。

囲いフラッシングの仕様で完成

完成後の確認
このように、かわはら薪ストーブ本舗では、遠方で困っている薪ストーブユーザーへの救済の動きにも全国対応している。日本全国、どこでも高品質かつ安心の施工を提供している。新築住宅への薪ストーブ工事だけでなく、既存の住宅のリフォームに伴う薪ストーブ工事にも対応している。
ちなみに、来年は宮城県や広島県の新築住宅へ薪ストーブ工事の予定が既に入っている。

外気導入で結露が気になっていたそうだ

ダクトを撤去してガラリ、レジスターでの外気導入に切り替え

炉台周りも遮熱対策、外気導入の対策を行った
最後に、コーナー用の遮熱板を設置して、内装壁面に対する熱保護を行った。これで、安心して焚けるようになった。
今回はハースストーンのキャッスルトンというアメリカ生産のソープストーン製の薪ストーブだ。
これはオランダ生産のアルテックと違って、ダンパー操作が必要なモデルだ。蓄熱性の高いソープストーンの薪ストーブということは共通しているけど、操作が複雑、メンテナンス性がイマイチ、そしてコッテリしたデザインということを許容できる人はハースストーン、シンプルな構造でメンテナンス性が高く、操作が簡単、すっきりしたデザインが好みの人はアルテックを選択すると良いと思う。
「ダンパー操作や空気調整のタイミングや操作方法がいまいち分からない」ということだったので、この後に実際に火入れ説明して、レクチャーを行った。その様子は動画で撮影してあるので、後日youtubeで公開する。
猪苗代町に現場確認、レクチャーに行った日に、偶然、中島みゆきのコピーをしている魚高ミチルさんのライブがあった。こんな偶然はなかなかないので、ライブに行ってきた。その時の様子がyoutubeに公開されていた。私も最後の写真に写っていた。
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