煙突断熱化後の試し焚き(慣らし&焚きつけ)

煙突全体にセラカバーSを取り付けて完全断熱化の作業が完了したあとで、薪ストーブに火を入れてテストしてみた。

とりあえずは「慣らし」なので、あまり温度は上げずに焚き付けのみ行い様子を見てみる。焚きつけ材の太目のものをちょっとラフに組んで、着火剤は使わずに新聞紙に火をつけるだけの導入で、しかも薪は数日間の雨の後で多少雨がかかっていているという感じで、煙がたくさん発生して、普通なら途中で消えちゃって室内が煙だらけになってしまってもおかしくないという最も過酷な状況でわざとやってみた。焚き付け直後なので煙の温度も低く、手で触ってもほんのり温かい程度だ。

その時の気温は25℃前後だったので、当然強いドラフトが起きずに、煙突トップから上がった煙が、それほど風は強くないのに、すぐに横になびいていく。それでも煙突内で排気が冷やされずに最低限のドラフトが確保されていて、扉をちょっと開いていても室内側に煙が漏れ出すこともない。断熱が甘いと、下手をすると煙突に煙が吸い込まれずに室内側にバンバン漏れ出してくる状況だが、そういうこともない。

これだけで、かなりの高性能な煙突となっていることが実感できた。焚き付けの時点でいきなり効果を実感することができた。本格的に焚くのが楽しみだ。



かわはら薪ストーブは全国

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