小型薪ストーブの実験&慣らし

内径が106mmの煙突を取り出して余ったこともあり(というか、小型薪ストーブのために引っ張り出した?)、ガラスも私の中型薪ストーブで割ったものから移植してはめ込んで準備ができたので、早速預かっている小型薪ストーブに火を入れてみた。

とりあえず外れるパーツをばらばらにしてから庭に出して組み立てて、106mmの煙突を差し込んで火をつけてみた。自分が現在使っているものよりかなり小さいので、くべられる薪もそれにあわせて細くて小さいものをチョイス。焚き付け用でちょうどいい感じだった。

あっさり火がついて、順調に温度が上がってくる。表面温度が100℃を超えたあたりでだんだん耐熱塗料の焼ける独特の臭いが出てきた。150℃程度で表面から煙が激しく出てきた。下の写真でその様子を写してみたが、ちょっと写真だと判りにくいかもしれない。新品の薪ストーブに初めて火を入れるとこの臭いが室内に充満して閉口することになるし、初心者の人は薪ストーブから煙が漏れているのかと不安になるケースもある。こうして屋外で慣らしを済ませて耐熱塗料を焼いてしまうのもいいかもしれないと思った。多分、次回はほとんど不快な臭いは気にならなくなると思う。

とりあえず薪ストーブ全体の温度が概ね250℃になったところで薪の投入をストップして第一回の慣らしを終えた。

小型の薪ストーブだから、中型のものよりはるかに少ない薪で暖まり、効率的に焚けると思った。大きな家屋全体を暖めるのは難しいけど、一部屋だけ温めたり、趣味で雰囲気を楽しみたいというニーズには最適だと思った。

よく「大は小を兼ねる」とかいうけど、そんなことはなく暖める部屋の大きさに応じたサイズの薪ストーブを選択して、その薪ストーブが要求する薪を焚いてやることが一番効率的なのだと思った。大型の薪ストーブだとそれに応じた太さ、量の薪が必要になるということも、今回、自分が使っている中型ではない小型の薪ストーブを焚いたことで想像がついた。

かわはら薪ストーブは全国

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