ドブレ640CB/760CBのバッフル板と耐火煉瓦を外す

ドブレ640CB/760CBのバッフル板もネジやボルトなどで固定されていないのでメンテナンスの際に簡単に外れる。瓦のような形状が二枚組み合わさって炉の上部に引っかかっているだけの構造だ。大きな一枚モノでないことが良く観察すれば確認できるはずだ。二枚が組み合わさっているために巨大な一枚で構成されているよりも、大きさ、重さともに扱いやすくなっている。これも鋳物の精度が良いからこそできる設計だ。
部品がボルトやネジで固定されているタイプだと焼きついて固着したネジやボルトが切れてしまうことも多い。仮に回ってもいつ切れるのかとビクビクしながらの作業となる。しかし、その心配が全くなく安心して気軽に分解できる。厳しい環境にさらされながら長期間使う薪ストーブにとって、この設計はありがたい。
耐火煉瓦とこのバッフル板を取り外すと、二次燃焼の噴出し口が良く見える。二次燃焼の空気の調整は本体下部の右側のレバーだ。
そしてその上部に煙突の排気前の整流パーツがある。この美しい丸みを帯びた形状もスムーズな排煙と燃費向上を両立させるためだ。目に見えないパーツまで丁寧に作りこまれていて、無駄のない合理的な設計になっている。ちなみにこのパーツもちょこっと持ち上げて前方に引き出してやれば簡単に取り外すことができる。
煙突掃除の際には煙突をいちいちばらす必要もない。薪ストーブの内部に煤を落としてしまってこのパーツの内部に溜まった煤を取り除いててしまうのが合理的だ。どうせ灰の掃除で薪ストーブを分解するのだから、一気にやってしまうと作業効率が良い。
天板上部からも背面からも煙突を出せるようになっている

かわはら薪ストーブは全国

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