雨降りで延期した翌日は、晴れになって煙突掃除も不安なくできるようになった。
屋根に上がって目視確認しながらメンテナンスすると、本来の目的の煤の付着などの確認や清掃だけでなく、煙突周りの各部の雨仕舞いの点検、それ以外の建物の屋根や板金、雨樋いの異常などを万一発見することもある。それを報告して、お客様も早めの対処ができるので安心感が違うと思う。このように、私は、本来の依頼事項の煙突掃除以外にも一通りチェックしている。現実に過去にも、煙突以外の屋根の異常を発見して、お知らせしたことが複数回ある。
そのためにも屋根の上に行ける建物の設計も大事だと思う。高所作業車や足場が必要な現場が、たまにあるけれども、十分な点検きずに、手遅れになりがちで、結局コストがかかってくることになる。(建築時のイニシャルコストを削ると、運用時のランニングコストがかさんで、トータルでかえって高くつく)
ちなみに、今回の和歌山のこの物件も新築時からコンサルさせてもらっていたので、二連梯子は不要だ。脚立だけで、簡単に屋根の上に行けるようになっている。
屋根に上って角トップの清掃と、煙突掃除をサクっと行う
バッフル板を屋外に出して清掃を行う
ガラスガスケットが痛んで切れていた
前振りが長くなったけど、ここで今日のタイトルの話題に入る。本体メンテナンスの際にガラスガスケットが痛んでいたのを発見したので、処理しておいた。事前に判っていなかったので、現場できることをして対処した。これで、しばらくの間は使えるだろうが、もし純正品と交換したいという希望があれば、次回のメンテナンスの際に持参するつもりだ。
手持ちの予備の汎用のガスケットロープで応急処置しておいた
メンテナンス完了で、ピアノとのコラボも美しい
設置工事の時には、ピアノはなかったので、とても新鮮な感じに見えた。
設置工事直後の様子
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