今回の小田原での薪ストーブ設置工事は、一つの家に2台の薪ストーブを設置するプランだ。
先日、受け入れ準備完了と連絡を受けた現場に行き、薪ストーブを設置してきた。
小田原のリフォームの現場は、薪ストーブの受け入れ準備完了
二階のリビング中央には、360°自由に回転するネスターマーティンのTQH33を設置した。1800ミリ四方のノルウェー産のブルーパールの御影石の一枚ものを、ど真ん中に置いた。背面には深岩石を壁面に貼り付けて、とても映えている。
一階の寝室は施主さん手作りの炉台、炉壁だ。ちなみにフローリング施工も自分でやったそうだ。
軽量鉄骨を間柱に固定して、それにケイカルを打ちつけて、内装壁面と一緒に左官材料を塗ってある。
炉台はフローリングの仕上がり面より、見切り材を介して一段下がっていて、木屑や灰がフローリング側に出てきにくくなっている。ちなみに、黒い鉄板面が白いのは、炉壁面を左官材で塗ったためで“どうせ使えば汚れるから”ということでの敢えての未清掃状態だ。
薪ストーブの地震対策(かわはら式耐震煙突固定法)
2階リビングのTQH33は天井裏の横引き煙突部分の上部に木下地を入れて耐震ステーで天井に固定した。スライド煙突はTの上の化粧板の上に設定している。Tを介して天井部分で建物にスライド煙突を介さずにダイレクトに固定している。
1階寝室のアスペクト5は、一階と二階の貫通部分での固定で、スライド煙突はその上の二階リビングのTの下に設定している。煙突固定部分の下にはスライド煙突を使用せずに、ダイレクトに二重断熱煙突で口元までつながっている。