だいたい一面塗るのに要する時間は2時間程度だった。家全体の4面を塗るのに約8時間かかった。
乾燥するまで1時間程度はかかるので、その間に雨が降ると、せっかく塗ったのが流れ落ちてしまうので、天気予報をチェックしながら作業を進めた。
この日も塗り終えた時に、怪しい雲行きになってきて、遠雷が聞こえてきた。完全に作業を終えて、シャワー、洗濯、夕食のあたりで雨が降ってきたので、セーフだった。
下塗り剤は、柔軟性のあるポリマー樹脂が主成分で、下地の細かなヒビなどに入り込み防水性を保ち、その上に塗る塗料との密着性を高めるための材料だ。色が白のため、その上に塗る塗料の色が、旧塗膜の色と合成されずに、綺麗に出るという効果もある。
上の記事の作業開始前の写真と見比べると、色が違うだけで全然雰囲気が違う。
作業途中に、近所の人が声を”良い色ですねぇ”なんて声をかけてきたので、これはポリマー樹脂の接着剤のような下塗り剤で、本番の塗料は、この後に塗るので別の色になると説明した。施主さんが選んだ色がどんなものだか、塗料の缶を開けるのが楽しみだ。