先日関西ツアーに出かける道中に、愛知県のお客様からSOSの電話がかかってきた。地元の薪ストーブ屋さんに煙突掃除を依頼したけど、ブラシが通らなくて作業できないということだった。
今回の関西行きは北軽井沢からの移動だったので、愛知経由だとかなり遠回りになるけど、とりあえず現場に行かないと始まらない。それほど無理、無駄のないルートで立ち寄れる状況でラッキーだった。

破損した煙突を取り外して内部をチェック
現場に到着すると、地元の薪ストーブ屋さんがアンコールのメンテをしていたので、訊いたらNOVAは扱っているけど、高木は扱ってないから入れ替えできないということだった。
とりあえず煙突を取り外して内部の状況を確認した。煙道火災か過燃焼かで、煙突のインナー管が溶けてしまっている。

煙突掃除のブラシが通らなかった理由

過燃焼または煙道火災によるものだと思われる
建材、廃材を中心に焚いていて、普通の薪をあまり使ってないようだった。そのため、煤が溜まって、過燃焼となったように思う。
薪ストーブでは建材、廃材は焚きつけの時だけ使って、一度火がついたら、普通の薪使うべきだ。常時建材、廃材だけで使う場合は、普通の薪ストーブではなく、焼却炉系の物を選択した方が無難だ。

外した煙突の寸法を確認

メモして発注する

修理完了するまで、この状態で待機

ユーザー直送して、お客様に自分で取り付けてもらった
関西の帰りに寄ることもできたけど、お客様が自分でもできそうな感じだったので、頑張って挑戦してもらった。電話でフォローして、かなり苦戦したみたいだけど、最終的に何とか接続できた。
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