既存の薪ストーブからの入れ替え案件だ。
最初に送られてきた画像は、室内側の写真だけだったので、屋外部分は二重断熱煙突で施工されているかと思っていた。室内側の煙突入れ替え工事だけで済めば、すぐに取り掛かれるのだけど、実際に現場を確認すると屋外側もシングル煙突が突き出す仕様で、チムニートップの傘も崩壊しかけていた。屋外側のチムニートップも特注サイズの囲いフラッシングを作成する必要がある。
薪ストーブ本体だけ入れ替えても煙突がシングル煙突では本来の性能を発揮できない。薪ストーブ本体のみの入れ替え依頼だったら、引き受けない方が無難なので、煙突の入れ替えも提案した。むしろ、薪ストーブ本体はそのままで煙突入れ替え工事だけでも良いのではないかとも話してみた。
その結果、薪ストーブ本体の入れ替えだけでなく、煙突入れ替えも行うことになった。
また、お客様の希望する機種も現在品切れ中で、入荷時期も未定の状況だ。
代替えで、他のメーカーの機種もいくつか選択肢としてはあったけど、前から欲しかったというメーカーだったので、入荷を待つということになった。
とりあえずは煙突入れ替えだけ行い、薪ストーブ本体が入荷してから薪ストーブ入れ替える方法もありなのだけど、その場合は既存薪ストーブの口元の直径に適合させるアダプターが最終的に無駄になってしまうので、来春以降に全部、部材が揃ってから一気に工事することになった。積雪地域なので、雪融けして、屋根の上で安全に作業できる気候になってからになるだろう。
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