既存のシングル煙突を二重断熱煙突に入れ替え(雨降り前に滑り込みセーフ)

週刊予報の段階では天候は問題なかったのだけど、当日の予報になったら「11時から雨」「13時から雨」と、屋外側の煙突工事をやるのは厳しい状況となってきた。

まずは室内側の煙突を撤去しないと何も進まないので、最低限室内側の煙突を撤去するところまで行い、残りの作業は翌日に引き続き行うつもりだった。今回は2日間の日程を組んでいて、初日が煙突工事、2日目が薪ストーブ本体の設置工事という段取りだ。

既存のシングル煙突の撤去開始

シングル煙突で大量のタールや煤が付着している状況だったので、取り外す前に事前にビニール袋を用意しておいて、煤を受ける準備をしてある。室内もブルーシートであらかじめ煤を受けられるようにした。

固定は一ケ所だけで、針金だけだった

1か所だけの固定で、なおかつ針金だけで、そこで煙突の荷重を全部受けているという施工だった。針金を切断したら、チムニー部分の煙突が落ちてくるという、昔の施工にありがちな状況だった。

チムニー部分の煙突を外して屋外に撤去した後は、既存のチムニートップを取り外すかどうかが問題となってくる。既存のチムニートップを取り外すと、雨が室内側に入ってきてしまうからだ。

この時点での空模様は、まだ雨はすぐに降らなそうな感じだったので、引き続き屋外側の作業に着手することにした。

二重断熱煙突の取り付け作業中に雨が降ってきたら中断して、いつでもチムニートップを戻せるように、屋根の上に置いて作業を進めることにした。

この後は、いつ雨が降ってもおかしくないし、写真を撮っている時間がもったいない感じだったので、屋外側の作業の完成までは写真撮影はしないで、記録よりも作業の進行を優先で進めていった。

空模様、風の吹き具合などの感じながら、できるできないを慎重に判断して「今ここで雨降ってきたらこうしよう」と考えながら進めていった。

屋外側の作業が完了

小さ目のチムニーだったので、事前に採寸していて、特注の囲いフラッシングを用意して、問題なく納まった。しかし、チムニーの内寸も小さくて、既製品の取り付け金具はそのままでは使えずに、切断して小さく加工する必要があって、いつもよりも少しだけ時間がかかった。

雨仕舞が終わったら、雨がパラついてきたという奇跡的な状況

屋外側の作業が全部終わったら雨がパラついてきたけど、この後は室内側の作業だったので、問題ない。雨が降ることを想定して、朝イチの段階で、必要な資材は軒下や室内にあらかじめ搬入しておいたのだ。

既存のシングル煙突の撤去完了

トラックの荷台には、翌日に搬入予定のドブレ640WDを積んであるが、こちらもしっかりとシートをかけて雨養生してあるので、ゆっくりと落ち着いて室内側の作業に取り掛かる。

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