矩勾配の屋根だったのでロープを渡して煙突トップへのアクセスルートを確保

従来の煙突掃除の際には、ユーザーが自ら室内側から煙突を取り外して、下からブラシを突いてやっていたそうだけど、直前の煙突掃除の時に、途中でブラシがロッドから外れてしまい、回収できなくなったそうだ。そこで、「チムニーボールを上から落として、煙突掃除も兼ねてブラシを回収して欲しい」という依頼だ。

施工した薪ストーブ店に依頼ではなく、私の方に依頼が来たのは、施工時には私のことを知らなかったけど、使い始めてから、色々と疑問を持って調べていたら、私のブログを見つけたそうで、それ以降熱心に読んでくれているということだった。

依頼時には「梯子をかけて簡単に上がれる」ということだったけど、現場に行ってみると矩勾配の屋根で、とても煙突トップへ簡単にアクセスできる状況ではなかった。

通常の煙突掃除だけの依頼であれば、屋根の上に登ってトップまでは行かずに、室内側からドリルで回転式ブラシで処理する案件だけど、今回は「ブラシの回収」というミッションもあるので、屋根の上からの作業が必須だ。

とりあえず梯子を屋根にかけて、その上からロープを投げて、建物の反対側へロープを通して、梯子と反対側の建物裏のデッキの手すりにロープを固定して、煙突掃除のアクセスルートを確保した。何度も投げもて、反対側の地上までロープの先端が届かず(落ちず)に苦労した。最終的には、反対側の屋根面の途中で止まったロープを、棒でたぐり寄せた。

金勾配の屋根だったのでロープを渡してルートを確保した

トップの蓋を外した際の煤の付着状況

屋根の上に無事にたどりつけた

煙突掃除の作業中

チムニーブラシを落として煙突掃除

煙突掃除の終了後には、「薪ストーブ相談タイム」となり、薪ストーブの施工時に、外気導入を提案してくれなくて、隙間風が発生して気になるということだった。そこで、外気導入のガラリ(レジスター)の施工位置、方法の案内をしてきた。

薪ストーブの施工前の炉台、炉壁の作成時に、外気導入を設定すれば、後から工事するよりも合理的なので、「なぜやっておかなかったのか」「アドバイスはなかったのか」などの点で不思議だった。(薪ストーブを炉台に乗せてしまったら、もう一度どかさないと、外気導入を取り付ける工事ができない)

その他にも煙突周りについての、疑問も持たれていたが、長くなるので、いったん、ここで切って、また別途、明日の記事で紹介しよう。

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