パーティなどでピザを焼く場合は提供する時間から逆算して、薪の投入をコントロールするようにする。
薪ストーブの炉内調理の定番のピザだけど、炉内の熾火の量がとても大切だ。多過ぎると焦げるし、少なすぎると焼けない。ピザを焼く時に最適な熾火の量というものがある。
まずはガンガン焚いて、しっかりと炉内に熾火を作る。
そして、下の写真のように、熾火からわずかに炎が立ちあがっている位の状態を待つ。熾火の量にもよるけど、熾火が多めの時は、熾火を炉の左右に寄せて、五徳の周辺には熾火がないようにしてやると、ピザの底を焦がしにくい。
今回の神奈川県ツアーの際に、小田原支店(協力店)滞在中に稼働中のネスターマーティンのTQH33でピザを作ってみた。
熾火でピザ底を焼き、立ち上がる炎で上面の具材を焼くイメージだ。
準備ができたら、ピザを投入する。炉内にピザを入れたら基本的には目を離さない方が良い。必要に応じて途中で回転させて、向きを変えて、炎の当たり方を調整すると良い。火加減にもよるが、2-5分位で完成する。トースターやオーブンで焼く感覚で、焼いている時に他のことをすると焦がしてしまう。
取り出したら、すぐに皿に移せるように事前に準備しておくことも大切だ。炉内に入れたスキレットは非常に高温になっているので、具材が程よく焼けて、炉内から取り出したら、一刻も早く皿に移したい。スキレットに放置すると、加熱され続けて、ピザ底を焦がす。
このように炉内でピザを焼く場合には、いくつかの大切なポイントがある。これらを押さえておくと、上手に焼ける。いきなり、ぶっつけ本番でやっても失敗するリスクが高い。事前に、何度か練習して、自信を持って落ち着いて、ピザパーティのホスト役を務められるようになろう。
薪ストーブの炉内だと、美味しいピザが短時間で焼けるし、楽しいのでパーティが盛り上がることは確実だ。
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コメント
適切な火加減、熾火の量が必須だと、1枚たべて、次を焼いて、と続けるのが難しいですよね。
そこで私の場合、五徳の上に15mm厚の十和田石を置き、
十和田石が300℃ぐらいになってからピザ生地を載せた鉄板を載せます
時間はかかりますが、ラフな火加減でも「焦げて失敗」にはならないです。
3枚まで1枚焼いて食べ終わってから次を焼いてと、火加減気にしないで続けられてお薦めです。
もしご興味ありましたらお試しいただけたらと。
おぼうさま;
ピザ焼きのアイデアをありがとうございます。それも良い方法ですね。