この記事から、ちょうど1週間前の6月18日(月)午前7時58分頃、大阪北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生した。平日の通勤時間帯なので、関西地方では影響を受けた人も多かっただろう。
入ってきたニュースによると、私が薪ストーブの設置工事をした高槻市では、死者が出るほどの被害だった。電車が止まるだけでなく、水道管が破裂して断水したりと、その後の生活にも影響が出た。こういうニュースが入ってくると、当然のことながら自分が施工した現場がどうなっているのか、ご家族はどう過ごしているのだろうかと気になる。
お客様の安否を確認すると、当日は、通勤途中の電車に1時間半も閉じ込められて、その後、線路を歩き最寄り駅まで行き、バスを乗り継いで、普段なら快速電車で一駅の区間を3時間かけて家に帰ってきたそうだ。
その時の、被害状況を写真に撮って送ってくれたので、紹介しよう。
電車から降りて、線路を歩いて帰宅
薪棚は倒壊することなく、薪が数本落ちた程度
室内は時計が落ちてガラスが割れた状況
吹き抜けだけど、建物の主要構造部分に煙突固定していたので、ずれはなかった
薪ストーブも、ずれたり転倒することなく無事だった
耐震施工の有無に関わらず、震源との位置関係や距離、地盤の状況、建物の基礎や構造によって揺れ方や被害状況は全く違ってくるので、揺れの大きかった地域で薪ストーブを設置している場合には、この冬に焚く前に、一通り点検してからにしよう。施工店で対応してくれない場合には、他社施工の場合でも相談に乗るので遠慮なく連絡して欲しい。
7月中旬から下旬にかけて、四国、関西方面のツアーに出かける予定なので、タイミングが合えば訪問する。
かわはら薪ストーブ本舗では可能な限り「かわはら式耐震煙突固定法」で地震に強い施工を行っている。
かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。 薪ストーブ使用時に地震が…
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