薪ストーブを炉台に置く時に、目見当で概ねの場所に置いてしまうと、煙突を接続する時に、また動かす必要が出てくる。煙突芯の位置と、薪ストーブの口元の中心がきちんと合ってないと、煙突がずれて接続できないからだ。
200キロクラスの薪ストーブの位置をずらすのはけっこう大変なのだ。色々と道具を使って工夫すればできないことはないけど、最初から正確な位置に置くにこしたことはない。
下げ振りを使えば簡単に正確な位置を出すことができる。
この時に中心の位置だけでなく、タイルの目地との距離、壁からの距離などを確認して薪ストーブ本体の角度も同時に調整する。
なお、今回設置した薪ストーブの機種はドブレ640WDだ。お客様は760WDと悩んでいたけど、住宅の断熱性能、設置する部屋の空間の容積などを考慮して、640WDを強くお勧めした。
まだ建物は引き渡し前の段階だし、実際に焚くのは秋冬になる。その頃に火入れしての取り扱い説明のため再訪することになるだろう。この機種の燃焼インプレやレポートはその時にするつもりだ。
↓ 画像クリック(タップ)で応援をお願いします
ランキングに参加しています・・・
コメント
作業を楽にしてかつ、精度をえられる治具ってイイですよね。
私もそういう治具を自分で作る時、うまく使えた時に幸せな気分になります。
ところでクリップでとめてますが、穴をあけといて、下げ振りのヒモを下からいれて、
結び玉(ほどきやすい結び方で)をつくるのはいかがでしょう。
勝手なこと言っちゃいましたw
おぼうさま;
共感いただいて、ありがとうございます。
それもありですよね。以前、そのパターンもやっていたのですが、おもりの部分と糸の部分の連結や切り離しが面倒なので、今のやり方に落ち着きました。