「耐震性」ページでは当店の地震に対する考え方と、実施している施工方法についてご紹介しました。
かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。
薪ストーブ使用時に地震が発生する危険性
高温で炎が燃え盛る使用中に大きな地震が発生
ここでは当店で考えうる徹底的な地震対策を施した施工事例をご紹介いたします。
地震発生時の不安を感じられている方は是非ご参考ください。
1.鋼鈑製で脚が本体と一体化している機種を選択
まずは機種本体の選定からです。
足が分解できる機種ではなく、本体と一体化されている「鋼板製」を選択しました。
前後・上下に揺れる重量物(ストーブ本体)を支えるストレスが足にかかるためです。
この事例では信州の薪ストーブメーカー、『エイトノット』のクッキングストーブを設置しております。
参考手作り薪ストーブ製作工房『Eight Knot』長野県松本市
2.脚部をアンカーボルト、L字金具で炉台に固定
さらにこの足を炉台に固定します。
固定にはアンカーボルトとL字金具を使用しました。
まず振動ドリルで炉台に穴を穿ちます。
そしてアンカーボルトを穴に埋め込み、
金具を薪ストーブに固定します。
3.メンテナンス性が良く煙突取り外しの必要のない配管
地震対策を施した結果「煙突掃除」などメンテナンス性を犠牲にするわけには参りません。
特に当店では「メンテナンス性」を重視しておりますので、「地震対策」をした結果メンテナンス性が犠牲にならないよう配管を工夫しています。
4.炉壁のすぐ上で、スライド煙突も含めて壁面内の木下地に固定して転倒防止
「当店が施工する工事の特徴~耐震性~」にも記載しておりますが、「煙突口元を壁の木下地にガッチリ固定」しております。
かわはら薪ストーブ本舗で「メンテナンス性」と並び重視していることが、「耐震性」です。
薪ストーブ使用時に地震が発生する危険性
高温で炎が燃え盛る使用中に大きな地震が発生
全体重をかけて揺さぶってもびくともしない
このように上下からサンドイッチ状態でガッチリと固定しました。
設置後「全体重をかけ勢いをつけ揺さぶって」みましたが、ビクともしません。
誤解のないように補足しておきますが、上記対策は
「どんな地震が来ても絶対に大丈夫!」
と保証するものではありません。
安全な薪ストーブ利用には地震対策が重要と考えている当店の
「現時点で当店が考える最善を尽くした施工」
です。
設置工事のご依頼や工事に関するご質問はこちらからお問い合せ下さい。
既存住宅や新築住宅への薪ストーブ導入をお考えの方はこちらから各項目に記入しご連絡下さい。
シングル煙突から二重断熱煙突への入替えのご要望もこちらからお願いいたします。
また、