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Altec アルテックの特徴

現在流通している薪ストーブの素材は主に「鋳物」「鋼板」「石」があり、このうちアルテックは石製(ソープストーン製)の薪ストーブです。

素材ごとの違いは「感じる暖かさ」の違いになり、ソープストーン製薪ストーブはその「柔らかい暖かさ」が一番の特徴です。

「鋳物」や「鋼板」のストーブを全開で焚いたときに感じる“暑くて近くにいられない”というようなことがありません。

また、ソープストーンが持つ蓄熱量は特筆すべきものがあります。
ソープストーン製薪ストーブは蓄熱量が他の素材、鋳物・鋼板と比べて非常に大きく「長時間暖かさを放出し続ける」のが大きな特徴なのです。

ストーブの火が落ちたあとも石に蓄熱された熱は長時間ゆるゆると放出され続けます。

ゼロスタートからの立ち上がりは遅いが一度蓄熱させると早い


他の素材と比べると良いことばかりのようですが、ストーブが暖まる(周りに熱を放出し始める)までは鋼板や鋳物のストーブより時間がかかります(【遅】石→鋳物→鋼板【早】)。

ですが一度温まるとその蓄熱性の高さから少ない薪で温度を維持でき燃費も良い(ストーブの温度が下がりにくいため)ことから
一日中薪ストーブを使用される
ライフスタイルにはピッタリのストーブです。

そしてソープストーン製の薪ストーブは蓄熱させた二日目以降に本領を発揮します。

例えば別荘の場合ですと、焚き始めた初日よりソープストーンに充分熱を溜め込んだ翌日に暖かさがベストコンディションとなります。

また定住している自宅の場合、夕方帰宅した直後に焚き始めると寝る前から翌朝にかけ本領を発揮するイメージです。

夕方~夜にかけ一度本体に蓄熱させてしまうと、炉内の火が落ちていても翌日の朝は非常に早く立ち上がります

当店でAltec(アルテック)製ストーブを取り扱っている理由

ハースストーンよりAltec
ソープストーン製の薪ストーブと言えば『Hearthstone(ハースストーン)』が有名で、こちらはアメリカ製です。

一方、かわはら薪ストーブ本舗が取り扱っている『Altec(アルテック)』はオランダ製の薪ストーブメーカーです。

当店がメジャーなハースストーンではなくアルテックを採用しているのは、

ハースストーンはアメリカの排煙規制に適合させるため二次燃焼に「触媒」を使用している

からです。

一般的に「二次燃焼に触媒を使用している」ストーブは構造が複雑になりがちです。

長年高温にさらされる過酷な使用状況である薪ストーブに於いて、その複雑な構造がストーブの故障や破損を引き起こす確率はどうしても高くなってしまうのです。

◎触媒機のアンコールの壊れ方の実例

一方アルテックも同じくヨーロッパの排煙規制に適合させる作りになってはいますが、こちらは二次燃焼に「クリーンバーン」を採用しており構造がシンプルです。

シンプルな構造のストーブは故障の確率が少なく長く安心して使える

これが当店の考え方です。

そしてこれがハースストーンではなくアルテックを当店が採用している大きな理由です。

また、同じく当店が重要視しているストーブのメンテナンス性、分解性にも問題はありません。

ストーブの骨組みにソープストーンを組み込み、ガスケットや耐火セメントで隙間を塞いでいるため気密性も充分です。

優れた熱効率

熱効率に関しても優秀です。

炉内上部にある[バーミキュライトのバッフル板]の上にさらに[鋼板のバッフルプレート]がある、という最近の薪ストーブによくある構造を採用しています。

これは炉内の熱がすぐ煙突に抜けていかないよう排気の流路を複雑にしているのです。

これにより薪ストーブ内部に長い時間熱が滞留することになり、燃焼する薪からより多くの熱を取り出すことが出来ます。

そして取り出された熱は蓄熱量が非常に大きいソープストーンに溜め込まれ、長い時間をかけ室内に放出され続けます。

ですが、逆に言うと排気経路が長く抵抗にもなっていますので、上手に燃やさないと扉を開いた時に室内側に煙が出てくる傾向もあります。

シンプルな操作(空気調整)


空気調整は背面右側にひとつだけ付いているレバーを上下操作するのみで行うシンプル操作です。

上方向に持ち上げると開き、下方向に押し下げると閉じるユニバーサルデザインで操作に迷いません

シンプル操作でコントロール性も良く、レバー一つで炎の表情を自由自在に変えられるのも面白いです。

使用に関する注意


アルテックのストーブは気密性が良く空気調整レバーを全開にしても、焚きつけ時の温度が低い時には空気が足りない傾向があります。

特に乾燥不足の薪の時にはその傾向が強くなります。
焚きつけには乾燥した細い薪を使うようにしましょう

焚き付け時に大量の空気を送りたいという場合、扉を薄く開くのが一般的ですが、灰受けトレイを少し引き出してターボブーストしてやるという裏技もあります。

ですがこれはあくまで緊急避難的なやり方で、常用しないほうが良いでしょう。

かわはら薪ストーブ本舗北軽井沢店では暖かさを体験いただけます

軽井沢店実演機
以上薪ストーブの素材により感じる暖かさの違い(質)や暖かくなる速度、操作性について述べて参りましたが、やはり文字で伝わる情報には限りがあります。

特に薪ストーブは実際に体感しないと性能や特徴を理解するのは難しいでしょう。

かわはら薪ストーブ本舗北軽井沢店ショールームでは素材が「鋳物」「鋼板」「石」それぞれの薪ストーブをご用意しております。

それぞれを実際に焚いて頂き、暖かさの質、暖かくなるスピードや操作性の違いを体感頂けます。

薪ストーブの導入を検討されている方には最初から御自身のライフスタイルや好みにぴったり合った薪ストーブをお選び頂けるよう、また、すでに薪ストーブを使用されている方は現在使用されているストーブとの違いを体で感じて頂ける環境です。

ぜひ来店を御予約の上、弊社ショールームでソープストーン製ストーブと鋳物、鋼板製ストーブの違いを体感してください。

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当店サイトにアクセス頂きありがとうございます。 薪ストーブのノウハウや情報など、出来るだけサイトで発信するようにしております。 しかし、やはり実際に五感で感じる炎の暖かさ、音
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